日銀は死んだ。
正確に言えば、日本銀行は再び仮死状態に陥ってしまった。
どういう意味か。日本銀行は、もはやいかなる有効な金融政策も
行えなくなってしまったからである。死んだのは、これで3度目だ。
2013年、2014年に続く「3度目の死」の意味とは
特に8月5日の日経平均株価は、値幅では史上最大の大暴落となった。
これに慌てて、日本銀行の内田眞一副総裁は「金融資本市場が
不安定な状況で利上げをすることはない」と明言してしまった。
これで日銀は死が決定づけられてしまったのである。
「世間から非難されるのは嫌だ」と告白した日銀
つまり「金利は株式市場次第」と、自ら株式市場に魂を売ってしまったのである。
つまり、日本銀行は金融政策の自由度を完全に失ったのである。