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2020年07月21日

国内市況(2020年7月21日):株式、債券、為替市場

●日本株は続伸、ワクチン期待とナスダック100最高値−ハイテク高い



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レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<jpy=>ユーロ/ドル (EUR=) ユーロ/円 (EURJPY=)</jpy=>

午後5時現在 107.31/33 1.1439/43 122.80/84

NY午後5時 107.24/27 1.1444/48 122.73/77

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小高い107円前半。欧州連合(EU)首脳が新型コロナ復興基金で合意したことを受けて、これまで買われていたユーロが下落した。

<株式市場>

日経平均 22884.22円 (166.74円高)

安値─高値   22780.22円─22925.58円

東証出来高 11億5171万株

東証売買代金 2兆1142億円

東京株式市場で日経平均は続伸。前日の米国株式市場が堅調だったことを好感する形で朝方からしっかりで始まった。中国株式市場の堅調、時間外取引で米株先物が高く推移したことが支援材料となり、終始底堅い展開。ただ、接近してきた2万3000円が戻りの壁として意識されていることから、上値に対して慎重な動きとなった。

東証1部騰落数は、値上がり1402銘柄に対し、値下がりが676銘柄、変わらずが94銘柄だった。

<短期金融市場> 17時07分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.030%

ユーロ円金先(20年12月限) 100.045 (変わらず)

安値─高値 100.030─100.050

3カ月物TB -0.085 (+0.005)

安値─高値 -0.085─-0.085

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.030%になった。前営業日(マイナス0.035%)を上回った。「大手銀行や地銀などの調達意欲が強かった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

国債先物・20年9月限 152.43 (+0.06)

安値─高値 152.32─152.48

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.010% (-0.010)

安値─高値 0.015─0.010%

国債先物中心限月9月限は前営業日比6銭高の152円43銭と反発して取引を終えた。20年債入札が強い結果となったことを好感し、後場に買いが強まった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.010%。

<スワップ市場> 16時26分現在の気配

2年物 0.00─-0.09

3年物 -0.00─-0.10

4年物 -0.00─-0.10

5年物 -0.00─-0.10

7年物 0.01─-0.08

10年物 0.07─-0.02 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200721T091611+0000


 東京株式相場は続伸。新型コロナウイルスのワクチン候補や治療薬への期待の高まりで医薬品が上昇した。また、米国でナスダック100指数が高値更新した流れを受けて、デジタル化を担う電子部品や半導体関連などハイテク銘柄が買われた。欧州連合(EU)の「復興基金」が合意に達したことや米国の財政政策への期待が継続していることも相場を支えた。



  • TOPIXの終値は前日比5.71ポイント(0.4%)高の1582.74
  • 日経平均株価は166円74銭(0.7%)高の2万2884円22銭

  三井住友DSアセットマネジメントの石山仁チーフストラテジストは、「堅調な米国株の動きを背景に日本株も上昇していたが、思ったよりは上げ幅が小さかった印象」という。その理由として新型コロナの感染者数が米国や都内で高止まりしていることを挙げた。

  • 東証33業種では医薬品、サービス、電機、精密機器、情報・通信などが上昇率上位
  • 鉄鋼、電気・ガス、銀行、保険、卸売などが下落

●超長期債中心に上昇、20年債入札結果を好感−利回り曲線はフラット化

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  債券相場は超長期債中心に上昇。この日に行われた20年債入札が順調だったことを受けて買いが優勢だった。年限が長いゾーンの金利低下幅が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発20年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低下の0.40%、新発30年債利回りは2bp低い0.575%、新発40年債利回りは一時2.5bp低い0.605%に低下
  • 新発10年債利回りは1bp低い0.01%
 
  • 長期国債先物9月物の終値は6銭高の152円43銭。朝方は売られる場面もあったが、徐々に水準を切り上げ、午後は入札結果を受けて一時152円48銭まで上昇

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 20年債入札は最低落札価格が高く強めの結果だった
  • 入札結果を好感して先物も買われた
  • 超長期債の需給不安はいったん後退。20年債利回りはここしばらく0.38%ではね返されてきたが、しばらく0.3%台後半で滞留する可能性
  • 次の注目は28日の40年債入札。増発されていないので相場の重しにはならないだろう

20年債入札

  • 最低落札価格は99円65銭、市場予想99円55銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.80倍、前回3.87倍
  • 小さいほど好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は5銭、前回4銭

●ユーロが4カ月ぶり高値圏、復興基金合意−材料出尽くしで一時反落も

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  東京外国為替市場ではユーロが対ドルで約4カ月ぶり高値圏。欧州復興基金合意への期待を背景に買いが先行。欧州連合(EU)首脳が合意に達した後は、材料出尽くしで一時売られる場面も見られた。ドル・円相場は1ドル=107円台前半で小じっかり。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待や復興基金合意を背景にリスク選好の円売りがやや優勢となった。


◎日経平均  22884.22(+166.74)△0.73%
◎TOPIX  1582.74(+  5.71)△0.36%

◎売買高概算   11億5171万株
◎売買代金概算   2兆1142億円
◎時価総額   596兆9726億円

◎値上り銘柄数 1402   ◎(年初来)新高値 74
◎値下り銘柄数  676   ◎(年初来)新安値  8
◎変わらず     94

◎騰落レシオ(25日) 87.92%(前日比4.60%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●●〇●〇●〇●●〇〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.72% 75日線比 +8.06%


◎為替  (対 ド ル)107.35(前日比0.19円安)
     (対ユーロ)122.82(前日比0.07円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  6464円(+  192円) 1541億円
 2.任天堂  <7974> 47870円(+  850円)  568億円
 3.ソニー  <6758>  8379円(+  130円)  491億円
 4.東エレク <8035> 29800円(+  675円)  477億円
 5.三菱UFJ<8306> 416.1円(−  7.4円)  343億円

posted by Mark at 19:42| Comment(0) | 日々金融情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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